抄録
固体産業廃棄物の再利用・リサイクルの推進により埋立量の低減することを目的として、固体産業廃棄物から活性炭を保持したセラミックス多孔体の作製とその特性に関する検討を行った。固体産業廃棄物としてはスラッジとおが粉を用い、ベントナイトと賦活剤をこれら固体産業廃棄物と混練した後に成形したバルク体を窒素気流下850℃で1時間焼成した。この得られた黒色の成形体を粉砕することにより得られる粉末は、高いメチレンブルー吸着能と広い比表面積を示した。この結果は、固体産業廃棄物を原料として用いても賦活反応は十分に起こることを示している。