抄録
分極性電極に活性炭繊維布(ACFC)を用いた電気二重層キャパシタにより、種々の濃度のMg(NO3)2水溶液からMg(NO3)2の吸着除去特性を水溶液の導電率変化とキレート敵定法によるMgイオンの濃度測定により検討した。1.0×10-3 mol/l のMg(NO3)2水溶液では、電圧を印加しないと電解質が除去できないが、1.0 Vの電圧を印加すると時間とともに導電率が減少し、水溶液中の電解質が吸着除去されることが分かった。除去効率は低濃度の電解液ほど高くなり2.5×10-4 mol/l の場合には約38%のMg(NO3)2が除去された。また、一度吸着された電解質は電極を短絡すると容易に脱離し、電極が再生できることが分かった。