日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第17回秋季シンポジウム
セッションID: 1L04
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分極ハイドロキシアパタイト/SBFナノインターフェイスの表面電位測定による検討
*池田  知嘉子中村 聡川下 将一山下 仁大
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抄録
分極ハイドロキシアパタイトと擬似体液(SBF)の系において、正電荷帯電面、負電荷帯電面、未分極面の各面におけるゼータ電位の経時変化を測定することにより、界面構造変化を検討した。いずれの面においても、SBFと接触させることで、ゼータ電位の上昇、下降、収束という一連の経時変化が確認できたが、負電荷耐電面におけるその変化が他の面よりも、急速に起こっているのが確認できた。すなわち、ハイドロキシアパタイトに電荷を誘起させることにより、界面構造変化が促進されることがわかった。
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©  日本セラミックス協会 2004
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