日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第17回秋季シンポジウム
セッションID: 3E10
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酸化物系セラミックスの高温変形と粒界ナノ領域の化学結合状態
*吉田 英弘
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抄録
アルミナやジルコニア等の酸化物系セラミックスの高温変形は、粒界拡散による物質移動を主体として進行する。そのため、極微量のドーパントを用いた粒界ナノ領域での原子間化学結合状態の制御により、優れた耐高温クリープ特性や超塑性特性が発現される。また、この手法はセラミックスの焼結性の向上にも有効である。講演では、アルミナ及びジルコニアに関して、粒界ナノ領域での化学結合状態の制御と優れた高温特性発現の例を紹介する。
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©  日本セラミックス協会 2004
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