抄録
レーザーアブレーション法を利用してCu/Al2O3およびNi/YSZ界面を作製し、電子エネルギー損失分光法(EELS)を用いて界面の局所化学結合状態解析を行った。その結果、界面より得られた吸収端近傍微細構造(ELNES)は、Al2O3およびYSZ粒内より得られたELNESと異なるスペクトル形状を有しており、界面において金属-酸素間の相互作用が生じていることが明らかとなった。また、ELNESの理論計算を行ったところ、実験測定で得られたスペクトル形状の変化が再現され、金属/酸化物界面において金属-酸素結合が形成されていることが明らかとなった。講演では、ELNESの解析結果について詳しく議論する。