日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第17回秋季シンポジウム
セッションID: 1H03
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チタン酸バリウムセラミックス中の添加物イオンの分布状態と欠陥構造
*伊東 純一羽田 肇大橋 直樹坂口 勲菱田 俊一
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抄録
 内部電極材に安価な卑金属Niを用いた積層セラミックコンデンサ(MLCC)の誘電体には,希土類元素を添加したチタン酸バリウムが多用されている.希土類元素にはHo,Y,Dyなどが有効とされるが,これらの効果や役割について必ずしも明確になっていない.そこで,チタン酸バリウムにおけるHoの固溶限界とその分布に関して調査した.Hoの固溶限界量は,イオン注入法をもちいてHoドープしたチタン酸バリウムを作製し,SIMSによるHoの拡散評価から算出し,格子中へのHoの固溶限界は数1000ppmと見積もった.また,バルク中のHo分布については,一次イオン垂直入射型の二次イオン質量分析計により評価し,Hoが粒内で不均一に分布していることを観測した.
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©  日本セラミックス協会 2004
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