日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第17回秋季シンポジウム
セッションID: 1H08
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熱プラズマ法により球状ニッケル粒子上に成長した網目状カーボンナノファイバー
*石垣 隆正Xu Jiayan田中 秀樹神山 弘志守吉 佑介
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抄録
ニッケル_-_グラファイト複合粉末を高周波誘導プラズマ中で処理することにより、球状化したニッケル粒子の表面に網目状構造が成長した。TEM観察により、網目状構造は結晶性の高いカーボンナノファイバー、あるいは多層カーボンナノチューブであることがわかった。また、ミクロンサイズのニッケル球状粒子の表面は、厚さ100nm以下の乱相構造炭素で被覆されていた。微構造観察にもとづいて、表面被覆および網目構造カーボンナノ構造の成長機構についての考察する。
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©  日本セラミックス協会 2004
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