日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第17回秋季シンポジウム
セッションID: 3O16
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PVP-ゾルゲル法によるLi-Ni-Mn-O系薄膜正極材料の作製
*保科 圭吾獨古 薫棟方 裕一濱上 寿一武井 孝金村 聖志
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抄録
リチウム二次電池の正極材料は、様々な方法で作製されている。本研究室では、ポリビニルピロリドン(PVP)を用いたゾルゲル法により、薄膜正極材料を作製してきた。本報告では、ゾルゲル法によりLi-Ni-Mn-O系の薄膜正極材料であるLiNi0.5Mn1.5O4とLiNi0.5Mn0.5O2を作製した。LiNi0.5Mn1.5O4はスピネル構造を取り、5V級正極として知られている。LiNi0.5Mn0.5O2は層状構造を取り、高い放電容量と、良好なサイクル特性を持つ。それぞれの構造解析を走査型電子顕微鏡(SEM)、X線回折(XRD)、ラマン分光法を用いて行った。またサイクリックボルタンメトリー測定により、それぞれの電気化学特性を評価した。
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©  日本セラミックス協会 2004
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