抄録
ナノテクノロジーの進展により、マイクロポンプやマイクロマシーンなどの超小型機器の実用化が期待されている。このような小型機器用電源としてマイクロ電池の利用が有望視されている。我々はマイクロ電池の作製法として、印刷技術に注目している。印刷技術に用いるインクとして熱処理により電極活物質材料となるゾル溶液を用いる。本研究では負極活物質であるLi4Ti5O12を選択した。優れた電気化学特性を示すLi4Ti5O12マイクロ電極を作製するために、ゾルの調整や熱処理におけるプロセス条件の最適化を行った。マイクロ電極は、走査型電子顕微鏡、X線回折測定およびサイクリックボルタンメトリー測定などを用いて評価した。