日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2004年年会講演予稿集
セッションID: 2A23
会議情報

サマリウム及びランタン固溶セリアのHebb-Wagner法による電子伝導度の測定
*下之薗 太郎平田 好洋鮫島 宗一郎堀田 照久横川 晴美
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

サマリウム及びランタン固溶セリアのHebb-Wagner法による電子伝導度測定(鹿児島大院・理工)下之薗太郎、平田好洋、鮫島宗一郎、(産総研)堀田照久、横川晴美Ce0.8Sm0.2O1.9(SDC)及びCe0.8La0.2O1.9(LDC)の組成をもつシュウ酸塩固溶体を合成し、873 Kの空気中で加熱、分解した。この粉体を1773 K、4時間、空気中で焼結し、96.3-97.4%の相対密度の測定試料を調製した。SDC及びLDCの電子電流を、Hebb-Wagnerイオンブロッキングセルを用いた直流分極法により1073と1113 Kで測定した。電子伝導度の酸素分圧依存性は、酸素分圧が低くなるにつれ-1/4乗から-1/6乗に変化した。これらの酸化物イオンの輸率は、以前報告された値より高かった。

著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2004
前の記事 次の記事
feedback
Top