日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第18回秋季シンポジウム & 第1回アジア-オセアニアセラミック連盟国際会議
セッションID: 1G09
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Au@SiO2微粒子の疎水性ポリマー被覆と表面プラズモン共鳴
*早川 知克新田 安隆野上 正行
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抄録
金属ナノ粒子の非線形光学特性を利用した光変換・操作デバイスを実現するには、ナノ粒子合成時に、微粒子の形態・サイズ・連結性および分散性を巧みに制御することが必要不可欠である。これまで我々はAuナノ微粒子のシリカコーティング/自己組織化配列、そして微粒子ドメイン形成による第2次高調波の発生などを報告してきた。ナノ粒子表面の親水・疎水性は自己組織化の重要因子であり、その制御はデバイス作製のためのキーテクノロジーである。今回、シランカップリング法を用いAu@SiO2を疎水性ポリマー(ポリスチレン)にて被覆することに成功した。微粒子の疎水性有機溶媒への溶解、微粒子の連結による表面プラズモンの変化について報告する。
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©  日本セラミックス協会 2005
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