日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 2G04
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球状メソポーラスシリカ合成に対するマイクロ波効果
*稲田 幹西之園 晃鎌田 海榎本 尚也北條 純一
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抄録
マイクロ波照射下、W/Oエマルションを用い、ゾル-ゲル法により球状メソポーラスシリカを合成した。部分加水分解したTEOSとテンプレートである界面活性剤(C18TAC)を含む水溶液と、テトラグリセリン縮合リシノレイン酸エステルを溶解したヘキサンを混合・撹拌することにより、良好なW/Oエマルションを得た。このエマルションをマイクロ波加熱することにより、比表面積約840m2/g、細孔径1.64nmの球状メソポーラスシリカを得ることができ、マイクロ波照射中の水相においてもC18TACがテンプレートとして機能したことがわかった。
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©  日本セラミックス協会 2006
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