日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 1D30
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閉気孔を制御した超塑性発泡体の設計
*高原 将人東和田 剛司浅岡 裕史林 秀考岸本 昭
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キーワード: 閉気孔, 超塑性, 発泡体
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抄録
 超塑性発泡体の閉気孔を分散させ、複数の閉気孔をもつセラミックス発泡体を作製する。気孔の微細化により、高強度かつ低熱伝導率を合わせもつセラミックスが期待できる。母体に3YSZ、発泡剤としてβ-SiCを使用した。メチルセルロース溶液(有機バインダー)にβ-SiC粉末を混合、攪拌し、薄く引き伸ばし、SiC分散シートを作製した。あらかじめ型取りをした銅板上で引き伸ばすことで型通りの形状をもつシートが作製可能となり、このシートのパターンにより気孔の位置や大きさを制御する。SiC分散シートを母体に入れ、成形後に焼結させ発泡体を作製した。
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©  日本セラミックス協会 2006
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