日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 1H13
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第一原理熱力学計算による酸化物の相安定性と構造
*世古 敦人大場 史康桑原 彰秀田中 功
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抄録
材料を開発する際,各温度・組成における相平衡挙動を把握することは極めて重要である.第一原理計算による相平衡挙動の予測は、計算技法と計算機性能などの飛躍的発展により、少しずつ可能となってきている.セラミックス系では,基本的な熱力学データが不足していることが多く,第一原理計算により状態図を計算することが要求されている.本研究は,セラミックス系おける相安定性を議論する一般的手法の確立を目指し,複合酸化物,不定比性酸化物において,第一原理計算により定量的な熱力学計算を行ったものである.
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©  日本セラミックス協会 2007
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