抄録
C12A7エレクトライド([Ca12Al14O32]4+4e-)は単結晶で1500S/cmの高い導電率が得られているが、溶融凝固法による多結晶体では5S/cm程度と低い。溶融凝固法によるC12A7エレクトライドの高導電率化を目的として雰囲気を検討した結果、N2雰囲気にて1回の溶融凝固を行って作製したサンプルは50S/cm、複数回の溶融凝固を繰り返して作製したサンプルは最大180 S/cmの導電率を示した。これらのサンプルの窒素含有量を測定したところ、導電率が窒素含有量に依存していることがわかった。