日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 2E20
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SPS法によるSiC多孔体の作製
*松浦 広幸鎌田 海榎本 尚也北條 純一
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抄録
ナノサイズSiCを原料粉末としてSPS法によりSiC多孔体を作製した。焼結条件として圧力、昇温速度、焼結温度、助剤の種類の影響について調査し、XRD、SEM、3点曲げ強度試験の評価を行った。これらの調査により、粒成長を抑制したSiC多孔体を作製する条件は圧力15MPa、昇温速度100℃/min、焼結温度1950℃、助剤AlN-Y2O3であることが分かった。さらに気孔形成剤としてポリメタクリル酸メチル(PMMA)を添加することで細孔構造を制御した多孔体もSPS法により作製することが可能であることが確認できた。
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©  日本セラミックス協会 2007
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