日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 2J09
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アルミナ製フォトニックフラクタルの作製と集積構造の形成によるテラヘルツ波制御
*日比野 貴則桐原 聡秀宮本 欽生
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抄録
CAD/CAMプロセスのマイクロ光造形装置を用いて、誘電体が自己相似的に配列するフォトニックフラクタルを作製し、テラヘルツ領域の電磁波制御を目指している。寸法1mm角のアルミナ製立方体にマイクロメーターオーダーの角孔が多数貫通するメンジャースポンジ構造を精密成型し、テラヘルツ領域での機能発現を確認した。本研究では、多数個のサンプルを平面上で周期配列させることで、共振構造の集積化による新しい電磁波機能の発現を狙った。サンプルの設計・製造プロセスでは、光造形・脱脂・焼結条件の最適化による寸法精度の向上を行い、テラヘルツ波特性の評価プロセスでは、電磁気シミュレーションとの比較検討も行った。
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©  日本セラミックス協会 2007
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