日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 2J15
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酸化物異方性粒子の液相形態制御―ZnO、BaTiO3―
*増田 佳丈加藤 一実
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抄録
酸化物においては、結晶方位や結晶面によって特性が大きく異なることから、異方性酸化物粒子の合成や、結晶膜の配向性制御が注目を集めている。本研究では、ZnOに関して、六角柱状粒子、長楕円体粒子、ウィスカー、多針体粒子、表面にナノサイズのひだ構造を有する多針体粒子、ZnOナノシート集積膜を形成した。また、積層セラミックスコンデンサの薄層化、高容量化の観点からは、異方性BaTiO3粒子が求められている。BaTiO3および前駆体物質に関して、板状BaTiOF4粒子、多針体BaTiOF4粒子、多面体BaTiOF4粒子、針状BaC2O4 • 0.5H2O(BaTiO3前駆体)粒子、針状BaTiO3を合成した。
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©  日本セラミックス協会 2007
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