抄録
近紫外発光蛍光体は、ブラックライトや工業製品の加工などに用いられている。しかし、実用化されている近紫外発光蛍光体はすべて粉体である。そこで、透明な薄膜として近紫外発光蛍光体を実現させることによって更なる付加価値が期待される。本研究では、265nmに励起波長、367nmに発光波長を有するSrB4O7:Eu2+を透明な薄膜として実現させることを目的とした。作製方法としては、大面積あるいは複雑な形状の基板へのコーティングを考え、液相法の一つであるPechiniゾルゲル法を用いた。評価方法として、XRD、透過率、発光・励起スペクトルを用いた。