日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 1F08
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逆ミセル法によるSnO2ナノ粒子上へのシングルナノサイズPdO担持の検討
*湯浅 雅賀眞崎 貴則木田 徹也島ノ江 憲剛山添 曻
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キーワード: 逆ミセル, ナノ粒子担持, PdO
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抄録
SnO2を用いた半導体ガスセンサにおいて、我々はこれまでにSnO2粒子を水熱処理法によってナノ粒子化することで高感度なガスセンサの構築に成功している。これらナノサイズのSnO2粒子個々にレセプター粒子を微細に担持することができれば、高感度化のみならず高選択性も期待できる。これまでに、イオン交換法によりμmオーダーのSnO2粒子にレセプターとしてPdナノ粒子を担持することに成功しているが、SnO2ナノ粒子へのレセプター担持は具体的な検討はなされていない。そこで本研究では、直径数nmの反応場である逆ミセル内部でSnO2、PdOを調製することで、PdO-SnO2ナノ複合体の調製を行い、SnO2ナノ粒子上へのPdOの担持状態とガス検知特性との関係について調べた。
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©  日本セラミックス協会 2007
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