抄録
燃料電池等のようなセラミック材料の電気化学的な特性を利用し、高効率の物質・エネルギー変換技術へ利用する事は、自動車等の移動体で必要とされている種々のデバイス化技術において求められている。そのためには、エネルギー変換等にて適したセラミック電極やセル構造等のミクロ~マクロレベルでの構造を制御し、さらに高度集積する材料・プロセス技術が必要となる。産業への出口技術を見据え、高効率かつ高集積型の新しいセラミックデバイス技術の開発として産学官の垂直連携にて“セラミックリアクター開発”を進めている。本研究発表では、ミクロチューブまたはハニカム集積型セル&スタック製造技術を中心に研究開発での概要を紹介する。