日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第21回秋季シンポジウム
セッションID: 1P30
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アルミニウムイオン伝導体の合成と物性評価
*山口 真高野 秀和島内 理恵西澤 均
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抄録
固体電解質はその特性から広い分野における応用が期待されている.近年では多価金属カチオンを伝導種とするものなどさまざまなイオン伝導性物質が研究されているタングステン酸アルミニウムはアルミニウム-酸素八面体とタングステン-酸素四面体がそれぞれの頂点を共有した三次元ネットワーク構造をしており,イオン伝導に適した結晶構造である.本研究では水熱法及び高温固相反応法によりこのタングステン酸アルミニウムとそのモリブデン固溶体の均質な焼結用原料粉末の合成を目的とした. できたモリブデン固溶体の焼結体について20Hz~1MHzにおいて複素インビーダンス法により800℃までのイオン伝導性を調べた.
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©  日本セラミックス協会 2008
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