日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第21回秋季シンポジウム
セッションID: 1P46
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低融性スズリン酸塩ガラスの作製と熱インプリントによるパターン成形
*高田 俊一中村 真吾車 在珉武部 博倫桑原 誠
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抄録
ガラス転移温度300oC以下の透明な低軟化ガラスである67SnO-33P2O5 (SP)ガラスを溶融法で作製し、熱インプリントを行った。表面にマイクロ/ナノパターンのあるシリカモールドはインプリント装置を用いて様々な条件下で直接SPガラスにプレスした。その結果、成形温度255oC以上では良好なパターン成形はできなかったが、モールドと同じ120 nmの深さを成形するための最適条件は成形温度250oC、圧力6 MPa、加圧時間1 minとわかった。その最適条件の下、表面粗さが約10 nmのSPガラス表面上に深さ120 nmの700×700 nm正方形格子パターンを成形することに成功した。
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©  日本セラミックス協会 2008
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