日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第21回秋季シンポジウム
セッションID: 1PI06
会議情報

電気泳動電着法による(001)SrTiO3:Nb基板上へのBaTiO3ナノ結晶薄膜の作製と評価
*林 英里奈森浦 祐太桑原 誠
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
高濃度ゾル-ゲル法により作製した8-10 nmのBaTiO3をエタノール中に分散させ、ゼータ電位が+30 mVという安定な分散系を得た。我々はその溶液を用いて、5V、5分の条件で電気泳動電着を行い、導電性をもつ(001)SrTiO3基板上にBaTiO3ナノ結晶粒子薄膜を作製した。さらにその薄膜を1000℃以下で焼成することで、BaTiO3結晶粒子が基板に対してエピタキシャル的に配向している可能性を示す結果を得ることができた。なおこの薄膜の形態及び結晶配向性評価はXRD、SEM、AFM及びラマン分光を用いて行った。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2008
前の記事 次の記事
feedback
Top