日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第21回秋季シンポジウム
セッションID: 2D20
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超音波固液系反応を用いたAg系材料の形態制御
*林 大和樋澤 健太 澤田 圭 滝澤 博胤中野 広保田 雄亮守田 俊章山田 真治
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抄録
材料特性の制御には微細形態が重要であり、様々な制御手法が検討されている。本研究では、材料合成・形態制御ための反応場として固液系において超音波を用いた手法を紹介する。固液系における超音波照射効果は、均一液相における効果とは異なり、固体表面が関与する付加的効果が存在する。溶媒に不溶な酸化銀に、超音波照射を行うことによって、酸化銀は、分解反応し、モルフォロジーが変化する。諸条件を変化させることにより、微細な粒子から巨大な粒子、針状形態から多角形プレートや担持複合化まで自由自在である。発表では、超音波固液系反応を利用した、高濃度Agナノ粒子合成、 A_g_ナノ粒子の複合化、A_g_多角形プレートの作製法や形態制御について報告する。
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©  日本セラミックス協会 2008
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