日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第21回秋季シンポジウム
セッションID: 3F07
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アロフェンを用いたメソ多孔体の水熱合成
*前田 浩孝橋本 由香里石田 秀輝
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抄録
アロフェンは、マイクロ細孔を持つナノサイズのアルミノシリケート中空粒子である。そのため、高い比表面積・吸着能を有することから注目されている。本研究では、アロフェンを用いた高い比表面積を有する水熱固化体の作製を試みた。アロフェンは水熱条件下において、容易に反応し構造が崩壊するため、アロフェン-消石灰の水熱反応において、温度を変化させることで、アロフェンの反応性を制御した。80℃で水熱処理した場合に、強度を持ち、かつ、100m2/gの比表面積を持つメソ多孔体の合成に成功した。
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©  日本セラミックス協会 2008
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