日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第21回秋季シンポジウム
セッションID: 3F08
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バルク状原料を出発源としたゼオライト薄膜の作製
*北 智孝西本 俊介松田 元秀三宅 通博
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抄録
環境浄化材料として知られるゼオライトは,特徴的な細孔構造をもつことから,膜化することで分離膜,化学センサーなどの次世代材料としての応用が期待されている。しかし,従来の合成法では高濃度溶液を用いることによる厚膜化,無配向化の問題が存在し,特性を十分に活かすことができない。そこで,単結晶を育成するかのような緩やかな膜形成をコンセプトに,バルク状原料を徐々に溶かし希薄溶液へ連続的な原料供給を行うことで,従来法では得られない高緻密性,高配向性ゼオライト薄膜の実現を目指し,合成法の検討を行った。
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©  日本セラミックス協会 2008
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