日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2008年年会講演予稿集
セッションID: 1L30
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カーボンマイクロコイルを用いた新規の高感度触覚・近接センサー
*元島 栖二夏原 大宗大橋 幸治澤田 徳樹楊 少明河辺 憲次
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抄録
カーボンマイクロコイル(CMC)は, 非常に弾力性があり微小な応力により伸縮し、その際L, R, Z, Cなどの種々の電気パラメーターが敏感に変化する。したがって、CMC/弾力性樹脂複合材素子は、高感度触覚・近接センサー素子として有用である。本研究では、CMCセンサー素子の作製条件とセンシング特性との相関関係を検討した。CMC(4Vol%)/ポリシリコーン素子に0.1-0.2 MPaの圧縮応力を加えた際、抵抗値は、1、000倍増加した。CMC素子に人間の手や金属などの導体を20cm以下に近づけると、Z(インピーダンス)やL(インダクタンス)が変化(近接信号)した。
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©  日本セラミックス協会 2008
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