日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 1I23
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還元窒化法によるCa-α-SiAlON蛍光粉体の合成:炭素源の影響
*北條 純一福永 豊稲田 幹榎本 尚也
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キーワード: 蛍光体, 還元窒化法
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抄録
白色LEDのためのCa-α-SiAlON:Eu蛍光体をSi-Al-Ca-Eu-O前駆体の炭素還元窒化により合成し、蛍光特性を調査した。生成粉体は炭素源によって見かけの色が異なっていた。炭素源にフルクトースあるいはフェノール樹脂を用いた場合、蛍光体の色は黒っぽく、蛍光の発光強度は低かった。一方、炭素源に活性炭を用いた場合、蛍光粉体はわずかに黒い程度であり、蛍光特性も良い結果が得られた。炭素源の還元能力に加えて、前駆体と炭素源の混合状態が重要であると考えられる。
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©  日本セラミックス協会 2009
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