日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 1I22
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Sr3Ti2O7粒子の溶融塩合成とそのメカニズム
*石田 泰裕柿本 健一小川 傑稔
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抄録
溶融塩法はセラミックス粒子の形状やサイズを比較的容易に制御できる手法の一つである。しかし、溶融塩法には目的粒子に対する最適な溶融塩の種類および実験条件が一義的に決定されていないという問題点があり、経験則を元にして実験を進めているのが現状である。本研究では、結晶構造の異方性が大きいRuddlesden-Popper型構造を持つSr3Ti2O7をモデル材料として用いて、溶融塩法を実施する際に観測される反応速度変化から粒成長メカニズムを考察した。
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©  日本セラミックス協会 2009
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