日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 2J05
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通電加熱法により作製した酸化タングステン粒子の形態に及ぼす印加電圧の影響
*萩沢 巧本間 隆行黒木 雄一郎岡元 智一郎高田 雅介
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抄録
酸化タングステン(WO3)はフォトクロミック現象を示すことから、表示素子などへの応用が進められている。我々は、タングステン線材を通電加熱することにより、線材近傍に配置したガラス基板上にWO3結晶を堆積させることに成功した。今回、印加電圧を一定とし電圧がWO3粒子の形態に及ぼす影響について調査した。線材に電圧を1 V、 3秒間印加すると、粒子径が数百 nmの球状粒子が得られた。2 Vでは1 μm程度の球状粒子が得られた。印加電圧の増加に伴い、粒子径が増加したことが見出された。
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©  日本セラミックス協会 2009
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