日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 2P090
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酵素触媒を活用するシリカ粒子の合成と構造解析
*中垣 駿平尾 喜代司西田 雅一加藤 且也
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キーワード: 酵素, シリカ
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抄録
酵素触媒反応を利用して多種類な有機化合物の合成・分解反応が実用化され、実際の工業プロセスの省エネルギーや省廃棄物に貢献をしている。またシリカ粒子を始めとする酸化物セラミックス化合物は様々な分野で応用されており、その合成方法も多岐に渡っている。通常シリカ粒子はシリコンアルコキシドの酸塩基加水分解・重合反応によって合成されることが多い。本研究では、由来の異なる各種加水分解酵素を触媒として、シリコンアルコキシドの加水分解・重合反応を行った。さらに水溶液による非酵素的分解を最小限に抑えるため、酵素反応溶液とし最近注目されているイオン液体を用いた。
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©  日本セラミックス協会 2009
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