日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 2P098
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Pr, M含有ケイ酸塩(M=Ca, Sr, Ba)担持Pt触媒の調製と特性評価
*加藤 純雄角田 伸弘小笠原 正剛中田 真一若林 誉中原 祐之輔
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抄録
Lnサイトに原子価が変化しやすいPrイオンを含むアパタイト型ケイ酸塩の合成を行い、白金を担持した触媒について、NO還元触媒活性評価および耐久性の検討を行った。Pr9.33Si6O26のPrサイトをSr,Baで置換したPr7.33M2Si6O26-y (M=Sr, Ba)を担体とした場合、Pr9.33Si6O26を担体とした場合に比べて、低温域でのNO転化率が高くなった。触媒の耐久性を評価するために、900℃で25時間のagingを行ったところ、最大NO転化率が低下し、活性発現温度が上昇したが、PrサイトをSrまたはBaで置換した組成ではagingによる活性低下が抑制された。
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©  日本セラミックス協会 2009
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