日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 3C09
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還元剤CaH2を用いた無限層化合物LaNiO2の低温合成
高松 智寿*加藤 雅恒野地 尚小池 洋二
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抄録
還元剤としてCaH2を用いることにより、無限層構造を有するLaNiO2を合成することに成功した。まず、KOH溶融塩法を用いて、ペロブスカイト構造のLaNiO3を450℃で合成した。次に、このLaNiO3とCaH2を混合し、ペレット化したものをパイレックス管に真空封入した。これを350℃で24時間加熱した。粉末X線回折の結果、無限層構造のLaNiO2が得られたことがわかった。
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©  日本セラミックス協会 2009
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