日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 3G09
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電解液の種類に依存したプラズマ電解酸化による酸化チタン皮膜の作製とその生体活性
*山田 祐司赤津 隆干川 康人篠田 豊若井 史博
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抄録
プラズマ電解酸化(plasma electrolytic oxidation: PEO)法は、高電圧印加によって発生する火花放電によって陽極金属に結晶性の酸化皮膜を形成する。作製される酸化皮膜は、優れた密着強度を有し、かつ、電解条件によって酸化皮膜の化学組成や微構造を制御することで表面機能付加が可能である[1]。その一例として、これまで我々はPEO法によるチタン表面の生体活性化に取り組んでいる[2]。本研究では、電解条件として電解液の種類や、その濃度及び印加電圧を制御することで,チタン表面に種々の酸化皮膜を作製し、その生体活性を調査した。
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©  日本セラミックス協会 2009
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