日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 3K10
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フェムト秒レーザーによる熱蓄積効果を利用したガラス内部への元素分布形成_1_
*保田 直美清水 雅弘坂倉 政明下間 靖彦三浦 清貴平尾 一之
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抄録
高繰り返しフェムト秒レーザーを多成分ガラス内部に集光照射すると、局所的な高温高圧状態が生じることにより焦点付近に元素分布が形成されることが確認されている。この現象を利用すると、フェムト秒レーザーによるガラスの高密度化によって得られる屈折率分布よりも、大きな変化領域かつ大きな屈折率差を得られる可能性がある。今回、光導波路作製への応用もふまえ、屈折率の高い元素を焦点中心に集めることを試みた。その結果中心の高屈折率化に成功した。
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©  日本セラミックス協会 2009
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