日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 1B03
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ブロンズ型二酸化チタンの水熱合成とその光触媒特性
*冨田 恒之山本 和広垣花 眞人
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抄録
二酸化チタンは光触媒として高い活性をもつ優れた材料である。ルチル型とアナターゼ型の合成が容易であり、このうちアナターゼ型の活性が高いので、光触媒として用いられるのはほとんどがアナターゼ型二酸化チタンである。これに対し我々は、合成が困難とされるブロンズ型二酸化チタンを、独自の原料であるグリコール酸チタン錯体を水熱処理することで、極めて高い再現性で作製できることを見出した。本発表では合成したブロンズ型二酸化チタンの光触媒機能について報告する。
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©  日本セラミックス協会 2011
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