抄録
レーザーCVD法を用いて各MgO単結晶基板上にBaTi2O5膜膜を合成し、その配向成長と微細構造および誘電特性について調べた。(100), (110) および (111) MgO面上に、それぞれ (020), (112) および (31-3) 配向したBaTi2O5膜膜が面内配向してエピタキシャル成長した。いずれのBaTi2O5膜膜も柱状に成長しており、成膜速度は20-40 μm h-1であった。Pt電極を蒸着した各MgO基板上では、(020), (112) および (511) 配向BaTi2O5膜膜がエピタキシャル成長した。各BaTi2O5膜膜のキュリー温度近傍における比誘電率は、それぞれ1648、568、469であった。