日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 1S07
会議情報

セラミックス内部の不規則な構造とその原因
*薛 闖田中 諭加藤 善二植松 敬三
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
セラミックスの特性は焼結体の内部構造によって決まる。低密度、粗大結晶粒、欠陥、亀裂のような不規則な内部構造は主にセラミックスの強度を影響する因子である。普通それは粗大粒子、凝集体、顆粒の充填などによって引き起こされる。例えば粗大粒子は粗大結晶粒になり、凝集体は欠陥になって局所的な低密度を引き起こす。顆粒隙間は亀裂と局所的な低密度を引き起こす。本研究は成形体と焼結体の間の内部構造の関係に注目する。そして、不規則な構造とそれに対応な原因の関係を顕微鏡観察によって明らかにする。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2011
前の記事 次の記事
feedback
Top