抄録
メソポーラス材料の合成面から着目すると,ミクロ・メソ・マクロレベルのそれぞれ異なったスケールを視野に入れ,発展してきたといえる.メソポーラス構造の精密制御や新たなメソ構造の創製はもとより,ミクロレベルでの細孔壁内の組成・構造の制御と多様化が活発に行われ,更には,マクロレベルでのメソポーラス物質の形態制御が行われてきており,粒子のみならず薄膜・モノリス・ナノ粒子・ファイバー等と多岐にわたり合成が報告されてきた.本講演では,これらの観点から実用的な機能材料に向けた一連の取り組みに関して発表する.