抄録
リン酸カルシウム系の生体材料は、セラミックスインプラントとして生体内に枚に有された際に、イオン交換過程により代謝され、やがては人体骨との交換が達成される。粉体微粒子を光硬化性の液体樹脂に分散してスラリーを作製し、紫外線レーザ操作によって立体成型を行うとともに、加熱処理を経て多孔構造を有する人工骨インプラントを成型した。規則的な多孔パターンを有するスキャフォールド構造であり、内部を生体液が流動できるため、代謝による材料交換を容易できる。骨芽細胞の活動環境を整えるために必要な、ポーラス構造の幾何学設計をはじめ、人工骨インプラントとしての機械的強度にも配慮した成型プロセスの詳細について述べる。