日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 2PG07
会議情報

新規白金ペロブスカイトの結晶構造の精密化
*越智 美紀子山田 幾也大串 研也草野 圭弘高橋 亮治西山 宣正井上 徹入舩 徹男
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
15 GPa、1100 ℃の高温高圧条件下で、Ptを含むAA3B4O12型ペロブスカイト酸化物CaCu3Pt4O12 (CCPO)のAサイトをLa3+に置換した新規物質の合成に成功した。2 K-300 Kの温度範囲での磁化率の温度依存性は4K以下のスピングラスであり、電気抵抗の温度依存性は絶縁体的振る舞いを示すことが分かった。反強磁性体であるCCPOと異なる振る舞いを示したため、構造の観点から原因を考察した。いくつかの構造モデルを検討した結果、BサイトのPtの価数が4+から変化せず、1/16の割合で減少したLaCu3Pt3.75O12という構造であることが分かった。超格子反射は見られないことから、Pt欠損が秩序化していないことが分かった。この系のAサイト欠損やA’サイト欠損は報告されているが、Bサイト欠損としてはこの物質は初の例である。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2011
前の記事 次の記事
feedback
Top