抄録
異常高原子価Fe3.75+を含むペロブスカイト酸化物LaCu3Fe4O12は反強磁性・金属間電荷移動を示す。15GPa,1100℃の超高圧高温処理を行うことで、Laイオンをその他のLnイオン(Ln=希土類)で置換した新規ペロブスカイト酸化物LnCu3Fe4O12の合成に成功した。100-450Kの温度範囲で格子定数の温度依存性、5-350Kの温度範囲で磁化率の温度依存性を調べたところ、イオン半径が小大きいものはLaと同様に反強磁性・金属間電荷移動転移を示したが、Luのようにイオン半径が小さいものは強磁性・電荷不均化転移を示すことがわかった。