日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 2PI205
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自己組織化ペプチドを用いたバイオミネラル形成
*久野 達也野々山 貴行平尾 喜代司加藤 且也
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抄録
生物が合成し利用するバイオミネラルは、常温常圧の低環境負荷条件で合成され、かつ有機物と複合化することによりナノスケールで制御されている。そのため、このバイオミネラル形成(バイオミネラリゼーション)は近年、省エネと小型化の双方の観点から注目を集めている。このバイオミネラリゼーションの挙動をより深く理解するために、本研究では、二次構造を制御した自己組織化ペプチドを固相合成し、そのペプチドをバイオミネラリゼーションの触媒として利用し、その触媒活性と合成される無機材料の評価を行った。
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©  日本セラミックス協会 2011
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