抄録
発表者らはこれまでにBaFeO2F、SrFeO2F、BaInO2F、PbScO2F、PbFeO2Fなどのペロフスカイト型酸フッ化物の合成に取り組み、その結晶構造について調べてきた。その結果、これら酸フッ化物の結晶構造は寛容因子に関係なく、PbFeO2Fを除く全ての化合物で立方晶ペロフスカイト構造を取ることが明らかとなった。一方、Mnを含むペロフスカイト型酸フッ化物、PbMnO2F、SrMnO2F、 Sr(Mn1/2Ga1/2)O2Fは、単相の試料が得られていないものの、すべて正方晶ペロフスカイト型構造となることが示唆された。そこで本研究では、 SrMnO2F, Sr(Mn1/2Ga1/2)O2Fの単相試料の合成に取り組み、その結晶構造について検討した。