日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 3A24
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カルボン酸共存下でのソルボサーマル反応を活用した高表面積セリアの合成
*細川 三郎島村 憲一井上 正志
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抄録
酢酸セリウムを炭素鎖長の異なるカルボン酸を含む1,4-ブタンジオール中でソルボサーマル反応させることにより、層状構造を有するCe(CnH2n+1COO)3▪H2Oが得られた。これら生成物を400 ℃で焼成することで得られたセリアの表面積を測定したところ、炭素鎖長が8のオクタン酸を用いて合成したCe(C7H15COO)3▪H2Oから調製したCeO2が極めて高い表面積(180 m2/g)を有していることを見出した。XRDピークから求めたCeO2の結晶子径(5.0 nm)は、BET表面積からCeO2の一次粒子が球状であると仮定して求めた粒子径(4.6 nm)とよく一致していた。このことから、本処方により合成したCeO2の一次粒子の分散性は比較的高いことが認められた。
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©  日本セラミックス協会 2011
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