日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 3B02
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アルカリ溶融塩法を用いた針状形状を有するNaNbO3の合成過程
*柴田 賢吾山添 誠司和田 隆博
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抄録
我々はアルカリ溶融塩法を用いることで500oC以下の低温で針状形状を有するNaNbO3が合成出来ることを報告した[1]。本研究では針状形状を有するNaNbO3の合成過程について詳く検討した。その結果、次のようなメカニズムで針状形状を有するNaNbO3 が生成することがわかった。(1) まず、溶融NaOHとNb2O5が反応してNa3NbO4が生成する。生成したNa3NbO4は針状の形状を有していない。(2) 生成したNa3NbO4から残ったNaOHを水で溶解除去する際に、Na3NbO4とH2Oが反応して針状のNa7(H3O)Nb6O19・14H2O結晶が生成する。(3) その針状結晶を加熱して熱分解すると針状形状を有するNaNbO3が得られる。また、Na3NbO4とH2Oの反応条件を変化させることで、針状結晶の大きさを制御できることがわかった。[1] S. Yamazoe et. al., J. Ceram. Soc. Jpn 118, 741 (2010).
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©  日本セラミックス協会 2011
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