日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 3G04
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セラミックスの構造物性
*八島 正知
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抄録
セラミックス材料の特性、相転移、反応を理解するために最も重要な情報は詳細な結晶構造である。本講演では、ニオブ酸銀強誘電体やランタンチタン酸窒化物光触媒などのセラミックス材料の結晶構造解析に関する発表者のグループの最近の成果を報告する。中性子回折、放射光X線回折、収束電子回折、電子回折、密度汎関数理論(DFT)計算などを用いた包括的な研究によって、1958年の発見以来、長年の未解決問題であったニオブ酸銀の正確な結晶構造を決定することに成功した。精密化した構造では構成イオンが変位して分極および強誘電性が生じることが明らかとなった。中性子、X線、電子回折およびDFT計算により、LaTiO2Nは空間群Immaに属する初めてのペロブスカイト型酸窒化物であることがわかった。窒素が存在とTi-(N,O)共有結合のためにバンドギャップが小さくなり、可視光に応答することがわかった。
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©  日本セラミックス協会 2011
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