日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 3J14
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Ln2Zr2O7(Ln=Yb, Gd, Eu, Nd, La)系の結晶構造と酸化物イオン伝導の関係
*萩原 健司山村 博野村 勝裕
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抄録
Ln2Zr2O7(Ln=Yb,Gd,Eu,Nd,La)系の酸化物イオン伝導度は,陽イオン半径比(Ln3+/Zr4+)の増加に伴い,Ln=Yb,Gd,Eu の順に増加し、Eu2Zr2O7で最大値を示した後に減少する.Ln = Euまでの伝導度の増加は単位格子自由空間との関係で議論されている。Ln=Eu,Nd,Laの領域での伝導度の低下の原因を明らかにするためにX線回折,及び中性子回折データのリートベルト解析を実行した.この領域では,結晶構造は酸素空孔の一部が酸素8bサイトと酸素48fサイト間で不規則配列したパイロクロア型構造であった.また陽イオン半径比が増加するとともに,酸素空孔が規則配列する傾向が認められた。この酸素空孔の規則配列が酸化物イオン伝導度の低下の原因と推定される.
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©  日本セラミックス協会 2011
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