日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 3R14
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Nb:TiO2基板上にエピタキシャル成長した強誘電性チタン酸ビスマスネオジウムナノプレートの構造及び電気特性
*小舟 正文岸本 亮西岡 洋藤澤 浩訓清水 勝山口 秀史本田 耕一郎
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抄録
高温スパッタ法によりNb:TiO2基板上にエピタキシャルにa/b軸配向した(Bi3.25Nd0.75Ti3O12 (BNT-0.75)ナノプレートを作製した。純粋なTiO2基板上に作製したBNT膜はランダム配向を示すが、Nb=0.05-0.79 mass%ドープしたNb:TiO2基板上のすべての膜は96.2-99.9%の高いa/b軸配向率を示した。特にNb=0.79 mass%ドープしたNb:TiO2基板上のBNT膜は基板に対してヘテロエピタキシャルな関係を保って成長したナノプレート構造体であることがわかった。圧電応答顕微鏡を用いて測定した変位量-電圧ヒステリシスループの直線勾配より導出される有効圧電定数(d33)は11-13 pm/Vであった。
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©  日本セラミックス協会 2011
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